アイコン 10月の近畿圏の分譲マンション販売状況 11.3%増  神戸・兵庫県は大幅増


不動産経済研究所が発表した10月の近畿圏の分譲マンションの販売状況は、11.3%増と2桁の増加となった。

1、10月の近畿圏の新規発売戸数は1,415戸。対前年同月の1,271戸と比べ144戸増、11.3%増となった。また対前月では1,228戸と比べ187戸増、15.2%増だった。

2、10月の地域別発売戸数は、
大阪市部は582戸で全体比41.1%、前年同月比▲23.9%減、
大阪府下は286戸で同20.2%、105.8%増、
神戸市部は265戸で同18.7%、197.8%増、
兵庫県下は211戸で同14.9%、49.6%増、
京都市部は29戸で同2.0%、▲76.4%減、
奈良県は11戸で同0.8%、450.0%増、
滋賀県は30戸で同2.1%、150.0%増、
和歌山県は1戸で同0.1%、前年供給なし、
京都府下での発売はなかった。

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3、新規発売戸数に対する契約戸数は820戸で、月間契約率は58.0%と低調。前月の69.2%に比べて 11.2 ポイントのダウン、前年同月の 73.8%に比べて15.8ポイントのダウンとなった。

4、10月の地域別契約率は
大阪市部は45.5%、
大阪府下は78.3%、
神戸市部は75.8%、
兵庫県下は35.5%、
京都市部は82.8%、
奈良県は54.5%、
滋賀県は80.0%
和歌山県は100%。

5、10月の1戸当り平均価格、1 ㎡当り単価は、4,901 万円、73.1 万円。前年同月比は戸当り価格は3ヶ月連続で上昇。㎡単価は2ヶ月ぶりの上昇。
2020年9月は4,693 万円、68.2 万円であったので、前月比では208万円上昇、4.4%の上昇、㎡単価は4.9万円上昇、7.2%上昇となった。
2019年10月は3,476 万円、71.9 万円であったので、前年同月比総額では1,425 万円(41.0%)と大幅上昇、㎡単価は1.2万円、1.7%の上昇。

6、10月の地域別平均価格、1㎡当りの分譲単価は以下のとおり。
大阪市部は5,853 万円、94.9万円、
大阪府下は4,231 万円、58.1万円、
神戸市部は4,115 万円、62.1万円、
兵庫県下は4,252 万円、57.4万円、
京都市部は5,204 万円、74.6万円、
奈良県は5,134 万円、70.4万円、
滋賀県は4,004 万円、59.4 万円、
和歌山県は3,330 万円、50.3万円。

7. 10月末現在の継続販売在庫数は3,068戸で、2020 年9月末現在の2,814戸に比べて254戸の増加。
8、2020年11月の発売戸数は1,400戸程度を見込む。2019年11月は1,492戸、2018年11月は2,585 戸だった。

 

[ 2020年11月19日 ]

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