アイコン 米、極超音速ミサイル「HAWC」の発射実験に成功


米国防総省傘下の国防高等研究計画局(DARPA)は27日、外気吸入型極超音速巡航ミサイル(HAWC)の飛行実験に成功したと発表した。
「HAWC」の空中発射は先週行われ、ミサイルは音速の5倍以上の速度に到達。DARPAは声明で「極超音速巡航ミサイルが米軍にとって非常に効果的な兵器になり得る能力を示した」と強調した。

なお、今年4月に戦略爆撃機B52Hがカルフォルニア沖合上空で極超音速ミサイル「ARRW」を発射しようとしたが、発射を完了できなかった。ミサイルはそのまま格納され、基地に戻り実験は失敗していた。実験そのものが行われておらず、同じ空中発射式でもあり、今回の「HAWC」と「ARRW」は同じものかもしれない。

極超音速兵器は音速の5倍以上の速度で飛行する上、機動性が高く、既存のミサイル防衛システムでの迎撃は困難とされる。
「HAWC」は通常弾頭型兵器で2020年代前半の運用開始が予定されている。

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一方、ロシアは、
ロシア国防省は昨年10月、海上・潜水艦発射型の極超音速ミサイル「ツィルコン」の発射実験に成功したと発表した。
ロシア北西部沖の海域のフリゲート艦から発射されたミサイルが450キロ離れたバレンツ海の標的を破壊したという。ロシア軍のゲラシモフ参謀総長はプーチン大統領への報告で、ミサイルは音速の8倍超で飛行したと説明。プーチン氏は「ロシア軍だけでなく、国全体にとっての偉業だ」と称賛したと報道されていた。

なお、先日、北朝鮮が打ち上げた極超音速巡航ミサイル「火星8号」は失敗に終わったとの報道がなされている。液体燃料推進のマッハ2.5程度と見られており、短距離仕様との見方がなされている。
北朝鮮のミサイル開発者は命がかかっており、今後必ず成功させることになる。北朝鮮のミサイル技術はここ5年で、飛躍的に向上している。
一方、脅威にさらされる日本は、防衛システムまで完全他人依存型の他力本願、米製の迎撃ミサイルの高額購入により、各地に配備することすら間々ならず、国内では技術の蓄積どころか何の技術的発展もない無毛の2010年代となっている。それゆえ、最近では防衛事業から撤退する国内メーカーも多くなってきている。
コンピュータのように軍事技術の民間移転で発達してきたアメリカ合衆国、何もない日本。日本の将来の基礎を作る大学の研究予算さえ削り続け、米兵器の購入に当てる情けなさ。

↓米、空中発射型でスクラムジェットエンジン搭載の極超音速巡航ミサイル「HAWC」の発射実験に成功
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↓今年4月失敗した爆撃機から発射される極超音速ミサイル「ARRW」と同じものかもしれない。
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[ 2021年9月29日 ]

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