アイコン 防衛省 北のミサイルは1発と訂正 未確認飛行物体をミサイルと誤認


防衛省は11月9日、北朝鮮が10月19日に発射した弾道ミサイルについて、当初発表した2発ではなく1発だったと訂正した。
防衛省は当初、ミサイルは2発発射され、うち1発は日本のEEZ=排他的経済水域の外に落下したと推定されるとしていました。
もう1発については「分析中」としていたが、発表では警戒監視レーダーが偶然、「宇宙物体」を捉え、弾道ミサイルの航跡と判断したとの分析に至ったと説明している。
以上、

20日間経過、今頃、修正するとは、官僚主義・権威主義の最たるもの、ほとぼりが冷めてからこっそり修正したのだろう。でなければ宇宙物体をミサイルと誤認したレーダー映像を公開すべきではないのか。
10月20日発表した北の労働新聞も2発とは掲載していなかった。

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韓国軍同様、米軍も1発と当初から発表しており、今までなぜに2発に固執してきたのか、こうした時間の無駄では時代に取り残されてしまうだろう。
韓国軍が述べていたように、日本の間違いは、把握した地点のレーダーが遠距離のため、水平線上を飛ぶミサイルは2重にレーダーに映し出されることがよくあるという説が一番妥当ではないだろうか。
それを認めたくないのか、宇宙からの来訪者を持ち出したようだ。日本だけにM78星雲からウルトラマンがやってきたのかもしれないが・・・。

2021年10月19日、北朝鮮はSLBMを発射した。SLBM=潜水艦発射ミサイル。
ただ、潜水艦から発射したのか、水中に置いた台から発射したのかは定かではない。懲罰が待ち、失敗は許されない国である。その必死さがものすごい勢いでミサイル技術を進化させ続けている。

日本は、防衛ミサイルさえ、ほとんど米国から金に糸目を付けず言いなりの高額で購入し続け国産化をなおざりにしている。その間に、日本の軍需企業の技術そのものが劣化し続けてもいる。最近では兵器を造ってもたまにしか発注もなく、技術だけは高い要求をし、大赤字まで出してまで受注しないと、防衛省の指定企業から離脱する企業が多くなってきている。防衛予算は増加の一方だが、米国から購入する予算は鰻上りに増加している。その影響は日本の軍事技術を大幅に後退させている。

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[ 2021年11月10日 ]

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