アイコン 韓国軍の国産ミサイル問題


北朝鮮が14日、日本上空を通過し北太平洋に向け4600キロ飛ばした中距離弾道ミサイル、これに対し、韓国軍と米軍が日本海に向けて放ったミサイルは計5発、米軍2発、韓国軍は3発だった。米軍ATACMS2発、韓国軍ATACMS2発+玄武-2C、

しかし、韓国軍の米製ミサイルATACMSは1発が、途中で通信が途絶え行方不明、1発(玄武-2C)は江陵の空軍基地から日本海に向け発射されたものの、反対の内陸部へ飛び立ち数キロ飛び、基地が持つゴルフ場のフェアウエーに着弾し、爆発炎上した。

これを受け、韓国ではミサイルの性能について問題を解明し、直ちに全数検証すべきだという声が議会でも上がっている。今回問題となった玄武-2Cは、韓国では1700基が実戦配備している。

米国など先端武器先進国も開発段階で発見できない欠陥を周期的な射撃演習過程で改良する形で改善している。
一方、韓国は数回発射試験して実戦配備しているのが韓国軍の実情でもある。M1(マッハ)程度の航空機に対して撃墜したとしてもそれ以上の落下スピードで落ちてくる弾道ミサイルに対しては迎撃ミサイルでさえ危うい。(巡航ミサイルはM1程度であるが、低空を飛ぶためレーダーで捕捉できない。ドローンもしかり)。

それ以前にミサイルの性能も疑わしくなっている。

 

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文政権下の前回も日本海に向け数発国産ミサイルを発射したうち1発は発射することもできなかった。
今回は、逆方に飛んでおり、とんでもない事態も想定された事態となっている。

<韓国軍の国産ミサイル>
神弓(携帯型対空)
天弓、-1、-2(弾道ミサイル迎撃/UAEへ大規模輸出契約済)
天馬(地対空)
玄武(地対地)、-1、2A、-2B、-2C、
玄武(巡航)、-3A、-3B、-3C
海弓(艦対空)、
海星(艦対艦)、
紅鮫(K-ASROC/艦対潜)、
KTSSM(戦術弾道)
KGGB(対地)

<4回発射して配備、実際の射撃でミサイル追跡できず>
過去のミサイル開発で反面教師とすべき事例もある。
代表的な例が海軍の「紅鮫」(ホンサンオ)対潜水艦ミサイル(SLBM)と海弓対艦ミサイル迎撃誘導弾。LIGネクスワンが量産する2つのミサイルは現在、海軍艦艇に実戦配備されている。
「紅鮫」は遠距離の潜水艦を攻撃するため艦艇の垂直発射管(VLS)から発射する軽魚雷。
2009年に実施した試験評価で4発のうち3発を命中させ、量産に入った。続いて翌年、50余基を忠武公李舜臣級(KDX-II級)駆逐艦と世宗大王級イージス駆逐艦に搭載した。
ところが、2012年7月に実施した最初の射撃で大きな欠陥が表れた。標的に命中しなかったうえ、ミサイル自体が消えてしまった。
その後、8発を追加で発射したが、3発の行方を把握できないなど問題が重なった。当時、軍内外では「事業中断になるのでは」という声が出るほど状況は深刻だった。

結局、再設計レベルの改良作業に入るしかなかったが、問題解明もせず、追加で7発を発射していた。
2015年に入って欠陥が解消したという判断が出て最量産に入り、すでに配備された「紅鮫」は問題がある部品を交換する形で再配備している。

軍消息筋は「「紅鮫」の開発失敗は、開発段階で十分な試験発射をせず、欠陥をまともに取り除けなかった代表的な事例」とし、「実戦配備を終えても2年間射撃せず、問題点も発見できなかった。再配備後の射撃回数があまりにも少ない状況」と指摘している。

軍当局によると、現在「海鮫」は大邱級護衛艦など13隻の艦艇に搭載されている。再配備以降、2016年、19年、20年に各1発ずつ射撃して命中したという。

ある業界関係者は「米国のRAM艦対空ミサイルは実戦配備前の試験発射弾が24発であり、ESSM艦対空ミサイルは15発だった」とし「開発段階で十分な試験発射がそれだけ重要だということだ」と話した。

◆ 低い命中率のため評価基準も低める
海弓ミサイル開発事例も似ている。
海弓は、艦艇を攻撃するために海上を低空で飛行してくる対艦巡航ミサイルを迎撃するために開発された迎撃ミサイル。

ところが、本格的な量産を控えて2016年に実施した試験発射で5発のうち3発が迎撃に失敗した。
国防科学研究所(ADD)などは低い命中率のため開発期間を2年延長せざるを得なかった。
2018年に10発の再試験評価で合格したが、今度は軍内外で試験評価を通過させるために評価基準自体を低めたという疑惑が提起された(航空機の撃墜試験に100%命中し合格したとされる)。

通常、巡航ミサイル形態の対艦ミサイルはマッハ0.8(音速の0.8倍)速度で海上4-10メートルの低い高度で飛行するのが一般的。「グローバル標準」とされる「ハープーン(Harpoon)はもちろん、北朝鮮が2015年から実戦配備した「金星3号」もマッハ0.8の速度で飛行高度が10メートル前後。

半面、海弓はマッハ0.5の速度(セスナ機でも0.7前後)で高度30メートル以上で飛行してくる標的を迎撃する低い基準が適用されていた。また、超音速標的に対してはコンピューターシミュレーション方式でのみ検証したという。

軍消息筋は「これは軍が当初要求した性能(マッハ2.0速度の対艦ミサイル迎撃)とも差が大きい」とし「当時、国会でも指摘があったが、再検証は行われなかった」と伝えた。

「海弓」は、昨年末から量産を始めた。現在海軍は大型輸送艦「馬羅島」と新型護衛艦「大邸」の2隻に海弓を配備している。
匿名を求めた軍関係者は「海弓が果たして実戦で北の対艦ミサイルを迎撃できるのか疑問」と憂慮している。
以上、

北朝鮮の融和策に乗り2018年から金正恩と仲良しなった文在寅大統領の政権、国内より北朝鮮融和策と反日政策が優先され、北朝鮮の代弁機関になり下がり、軍事演習も金正恩を刺激したらまずいと殆どやらせなかった。韓国軍は単独でも、米韓合同の恒例の軍事演習でさえことごとく実弾演習をさせなかった。

一方で、軍の性能要求をことごとく落とさせ、実戦配備させた。
国産ヘリのスリオン(マリンオン兄弟)の問題も何も解決せず、また墜落事件がありながら、実戦配備している。(元々、前面フードガラスの樹脂化、ひび割れ、冬季の凍結問題など)
(マリンオンがローター問題で高度10mに飛翔したところで落下、墜落直後燃料タンクが地上で爆発炎上し搭乗の将校ら5人が死亡した事件。・・・タンクの安全仕様問題)

兵器は性能より体裁を最優先にしているようだ。

軍装備庁の性能要求を国防の部外者の政府関係者が変更させる韓国軍の装備水準でもある。以前から部品性能評価書偽造など不正も後を絶たない。

<危ない韓国軍ミサイルの実弾演習>
米トランプ前大統領が韓国軍に対するミサイル規制(射程距離と爆薬重量)を取っ払ったことから、北朝鮮・中国・日本は韓国軍の不良ミサイルの射程圏内に入っている(どこへ飛んでいくか分からないということ。飛行中のミサイルとの通信不能問題も抱え、自爆装置さえ動かせない、自爆装置そのものも故障している可能性も否定できない。九州でもアラートが鳴ったり・・・

韓国軍のミサイルは、巡航ミサイルには以前から規制がなく射程が1500キロ、ほかは500キロ規制が解除され射程距離が長いミサイルでは800キロ~1000キロとなっている。

↓釜山間
東京までは970キロ
横田、920キロ
大阪、590キロ
岩国、310キロ
福岡、220キロ
嘉手納、990キロ

↓ソウル間
 平壌、190キロ
 煙台、490キロ
北京、960キロ
ウラジオストック、750キロ
 以上、韓国紙、ウィキなど参照

[ 2022年10月14日 ]

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