アイコン 「もんじゅ」廃炉の日本原子力研究開発機構に原子力統制能力はあるのか

 

 

日本が機構という官僚体質で核開発を進める限り、隠蔽は前提、追及されない限り発覚もしない。また、チェック機能の原子力規制委員会が、実質、原子力推進委員会の体制では何が起こるかわからない。

茨城県東海村の日本原子力研究開発機構の核燃料サイクル工学研究所施設内で放射性物質が1月30日に漏れた問題で、同機構が直後に作業員の汚染の有無などを調べたデータの一部を廃棄していたことが、原子力規制委員会で26日開催した会合で報告された。
同機構によると廃棄したデータは、室内で作業中だった作業員9人について、作業着の上から調べたもの。報告などのため転記して整理された内容は残されていたという。

規制委の担当者は「日本原子力研究開発機構の評価を裏付ける証拠がないことになり、あり得ない」と指摘した。
同機構の担当者は「必要な改善などを検討していく」としている。
原子力規制委は、保安規定違反の疑いも含めて今後、詳細を調べるとしている。
以上、報道参照

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<廃炉の「もんじゅ」も日本原子力研究開発機構>
巨額の約1兆1千億円(うち建設費は約6千億円)を投じ、何の成果のないまま廃炉されている福井県敦賀市にある高速増殖炉「もんじゅ」も日本原子力研究開発機構が運営管理していた。
廃炉にも3700億円という巨額費用がかかるという。
日本原子力研究開発機構そのものに原子力を統治する能力があるのか大いに疑われている。
政治がいくら推進しても、現場に能力がなければ・・・。

 
[ 2019年2月27日 ]

 

 

 

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