アイコン 三菱電機 エレベータ765基 ブレーキアームで国認定と異なる不適合部品

 

 

国交省は3月5日、三菱電機が製造・設置したエレベータ765台で、巻上機のブレーキアームの戸開走行保護装置にかかわる材料が、大臣認定5件と異なる材料を用いた不適合部品の使用が判明したと発表した。

不適合は、エレベータの巻上機のブレーキアームを製造する鋳物メーカーが、生産システムに材料情報を登録する際に、「ねずみ鋳鉄品FC300」であるところを「ねずみ鋳鉄品FC250」と誤って入力したことにより発生したとしている。不適合部品が使用されたエレベータは2009年10月~2018年12月に出荷している。

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三菱電機によると、認定品に比べて強度は低いものの安全性には問題がない。これまでに事故は報告されておらず、早急に認定品と交換する。

同社は昨年12月4日に産業用ゴムを製造する子会社トーカンのゴム製品の品質不正を公表。グループ全体の品質保証体制を点検する中で、今回の不正が発覚したという。

 
[ 2019年3月 6日 ]

 

 

 

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