アイコン 福岡市の高島市長 市議会 都心ロープウエー予算削除案可決 知事選への対応問題か

 

 

福岡市の高島市長は、博多駅から築港間で、交通渋滞の解消になると屁理屈をつけ、また市の研究会も太鼓判を押し、一歩も2歩も進んだ都心型ロープウエー。
しかし、麻生派の高島市長に対して、まだ議会に権勢を残す山崎拓自民党元副総理らの関係者が動いたのか、福岡市議会ではロープウエーの検討予算さえ否決した。
当然、福岡県知事戦で、新人を担いだ麻生大臣にべったりな高島市長をけん制したものと受け止められている。
県知事選挙では、強引殺法を嫌う福岡県民は、自民党が極秘に行ったとされる世論調査で過半数が現職を支持し、前回より現職がさらにリードを広げている現状がある。
今回、市長が権限を行使してロープウエー予算を通せば、今後の市の運営にも大きな支障が出るものと見られ、安倍総理直伝の強引殺法でこれまで市を運営してきたものの、足元がグラ付く可能性もある。
ただ、高島市長は、自らには対立候補は存在しないと息巻いて、今回主導した市議会自民党や保守派をけん制し、権限を行使する可能性もある。

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<報道本文>
福岡市の高島宗一郎市長が鳴り物入りで打ち出したJR博多駅と博多港を結ぶロープウエー構想を巡り、同市議会の条例予算特別委員会は12日、2019年度当初予算案に計上された実現可能性の検討費5千万円を削除する議員提案の修正案を賛成多数で可決した。13日の本会議でも可決される見通し。

地方自治法では、首長が議会の議決に異議がある場合、審議をやり直す「再議」を申し立てることができる。
再議では、議会側が修正案を再び可決するには、出席議員の3分の2以上の賛成が必要で、高島市長が再議に踏み切るかが焦点になっている。

高島市長は委員会後、記者団に「13日の市議会本会議後に市の方針を決めたい」と述べている。

ロープウエー構想は、大型コンベンション施設が集積し、再整備計画も進む博多港エリアの交通混雑対策として高島市長が提起。
昨年の市長選で導入を公約に掲げ、今年1月には市の御用研究会が、地下鉄やモノレールなど八つの交通手段から「ロープウエーが望ましい」との意見をまとめた。

市はこれを受け、新年度当初予算案に検討費5千万円を計上。採算性や事業手法などの調査を予定していた。
検討費の削除案は、市議会最大会派の自民党市議団が「議会での議論が不十分でロープウエーに絞った検討は拙速」として提案。
全議員60人がメンバーの特別委の採決では、立憲民主党や国民民主党で構成する野党系の市民クラブや共産党市議団などが同調し、委員長を除く賛成39、反対20で可決された。
与党会派の公明党市議団やみらい・無所属の会などは反対した。
以上、

高島市長は渋滞緩和など嘘ぶかず、観光名所が少ない福岡市のシンボルにするとロープウェーを都心に作りたいといえば、市民の考え方も変わろうが、屁理屈を作ることからややこしくなる。ほとんど安倍首相の受け入り手法だろうが・・・。
今年の正月、山口県の赤間神宮に安倍首相がお参りした時に、福岡市からわざわざ馳せ参じていた高島市長。ここまでゴマを摺れる人は世の中、滅多やたらにいない。経産省の小番頭もしないほどだ。それも麻生大臣にも票のため忠誠を尽くしている。
高島市長はまだ44歳、末は大臣か総理大臣か・・・。離婚後、どう処理されているのだろうか心配もされる。

福岡財界から失脚された誰かさんが熱心に言われていた、「福岡城跡地一帯(舞鶴公園)を福岡市の滞在型の観光拠点化する構想」、福岡城を再建し、一帯を再整備し、大濠公園ともつなげ、天然温泉付きの高級と普通の宿泊施設などを造る構想はどうなったのだろうか。
舞鶴公園運営者の福岡市は、闇雲に鴻臚館を造ってしまったようだが・・・。

舞鶴公園には鴻臚館の遺跡ほか黒田藩主の福岡城跡があり、隣接する大濠公園には、美術館や能楽堂、日本庭園、ボート、ジョギングコース、児童遊園や格好いいスターバックスなどもある。施設を使いようによっては体験型観光コースも可能だ。
ただ、大濠公園は福岡県の管理地、高島市長は県と対立せず、何事も仲良く治世を取り仕切ることが求められよう。安倍総理の任期も残りが限られ、麻生大臣はもう78歳だ。

名古屋城を木造に造り変えるという基地がいめいた構想を実践しているわけのわからん市長もいる時世だ。
 

 
[ 2019年3月12日 ]

 

 

 

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