アイコン ボーイング737MAX8墜落 運航再開まで毎月▲20億ドル損失 5000億円超必至

 

 

エチオピアで墜落したボーイング737MAXの残骸から見つかったスクリューのような部品が、墜落直前の状況を究明する手がかりとなっている。一方、現場から回収された事故機のブラックボックスは、パリで解析作業が始まった。

調査状況に詳しい関係者によると、発見されたのは機首の角度を調整するトリムと呼ばれる装置に使用される「ジャックスクリュー」と呼ばれる部品。この部品の状態から、機体が急降下するよう設定されていた可能性が初期段階の調査結果で示唆されたという。

衛星データの分析結果にこの部品の発見が加わり、米連邦航空局(FAA)は昨年10月に同機種が起こした事故と今回の事故との類似性を認め、運航停止に踏み切っている。

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解決に6~8週間かかった場合、ソフトウエア修正だけで費用は5億ドル(約560億円)前後に上る場合がある。

新たな問題があった場合は、さらに多く費用がかかる。

当局の運航停止措置が続けば、「納機の遅れ」や「航空各社への補償」で、1ヶ月ごとに費用はさらに20億ドル上積みされる可能性があるが、ボーイングが納機を速やかに再開されれば、費用の軽減となる。

それでも、5000億円以上の損失が発生すると見られている。

 

 
[ 2019年3月18日 ]

 

 

 

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