アイコン 米国も運航停止 「737MAX」型機 AOAセンサーのソフト問題か 日本政府はインポ

 

 

トランプ米大統領は13日、米連邦航空局(FAA)に対し、737MAX8とシリーズ機の運航停止を航空各社に命じさせた。
(シリーズ機とはMAX7・8・9・10・200を指すのか、737型機全体を示すのか不明)
ボーイングによると、対象機はMAX8・9型機で世界で371機が対象になるとしている。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は12日、エチオピアで墜落した米航空機大手ボーイングの新型旅客機「737MAX8」について、昨年起きた同型機の事故後に同社が重要なソフトウエアの変更に着手していたと報じた。
2件の事故の関連は不明だが、変更作業が間に合わず今回の事故が起きた可能性もある。

ボーイングは11日、今後数週間以内に各機体の操縦系統のソフト変更を行うと表明。
同紙によると、変更は失速防止装置に関するもので、同装置の不具合が昨年10月にインドネシアで起きた墜落事故の誘因となったとの見方もある。

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この事故に関する予備調査では、機体先端の角度を計測するAOAセンサーからのデータが誤っていたため、失速防止装置が正常に作動しなかった可能性が指摘されている。
ボーイングは単一のセンサーではなく、複数のデータを用いた計測方法に変更する見通し。

問題は、次の中にあるようだが、複合的に絡まっている可能性もある。
「ピトー管」、「対気速度計」、「AOAセンサー」、「制御管理プログラム」
「対気速度計」は、「ピトー管」と静圧孔の圧力などから対気速度を計測する装置
以上、

Boeing「737MAX」
引渡済機:350機、受注機総数:5111機

うち「737MAX8」型機
2018年10月29日、インドネシア ライオン・エア機墜落、189人全員死亡
(直近4回の飛行で問題が生じ、AOAセンサーを付け替えて飛行し墜落)

2019年3月10日、エチオピア機墜落、157人全員死亡
(なんらか問題が生じ、引き返そうとしていたものの墜落)

米連邦航空局は11日、ボーイング社にソフト改修を4月末までに完了するよう指示。
ボーイング社は11日、ソフトのアップグレードを数週間内に行うと表明
当局とボーイング社は11日、ともに運航勧告や指示に従えば、安全に問題はないと表明した。
(米B社は莫大なロビー活動費を拠出しているとともに当局からの天下りも多い。)

40ヶ国以上が飛行禁止に。
EU、イギリス、カナダに続き、米国でも飛行禁止に

安全だとしたボーイング社のデニス・マレンバーグ最高経営責任者(CEO)の更迭は避けられない。株は暴落しているが、この間急上昇していたため、ライオン機墜落時の暴落価格を大きく上回っている。
366ドル(10/25)→294ドル(12/24)→440ドル(3/1)→377ドル(3/13)・・・世界から米国に回収・還元されたドル、金余りで米国株は完全バブル領域のようだ。

なお、エチオピア機から回収されたブラックボックスは、フランス当局が解析するという。米当局はB社一色になっており、それが正解だろう。

日本政府は不感症、まだ、日本の航空会社には納機されていないが、韓国イースタン航空などの同型機が日本の飛行場に飛来している(2019年3月14日09時50分現在)。

 

 
[ 2019年3月14日 ]

 

 

 

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