アイコン LIXIL鈴木シャッター不正42棟増の216棟に 国家資格不正も63人に

 

 

LIXIL(リクシル)鈴木シャッターは19日、防火設備に関する検査員の国家資格を不正に取得していた問題の調査報告書を公表した。
不正に得た資格で検査していた物件は新たに6都県の計50棟で見つかり、過去の発表分と合わせ13都府県の216棟に拡大した。
不正発覚後の3月に辞任した山田智前社長が調査を妨害したことも判明。報告書の内容を精査し、関係者を処分する方針。

 新たに不正が発覚した物件は東京、長崎、福岡、佐賀、熊本、宮崎の計50棟。
2月の公表時は174棟だったが、その後、不正ではなかった分8棟があり、最終的に216棟とした。

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<資格不正>
報告書によると、LIXIL鈴木シャッターの37人が必要な実務経験を偽り国家資格を得ていた。国家資格の前段階として必要な技術者資格は、37を含む63人が不正に得ていた。
 外部の弁護士らが調査を進めていた2月、当時の山田社長が、取締役や執行役員を集め、聴取の答えを摺り合わせていた。
経営陣ら上層部の関与を否定するよう仕向け「支店の部課長以下に責任を負わせるような方針を議論していた」という。
 過去には、取締役が不正に資格を得るよう促すメールを担当者に送っていたことも指摘し、不正の背景として「倫理観の希薄」があったと結論付けている。
以上、
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[ 2019年4月22日 ]

 

 

 

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