アイコン ファーウェイ半導体 5Gスマホ向け最先端の半導体開発 

 

 

米トランプ政権から槍玉に挙げられている中国通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)が、最新スマートフォン(スマホ)向けに独自に設計した半導体が、米アップルの「iPhone」用と並ぶ世界最先端の性能を持つことが分かったと報じられている。

ファーウェイは、次世代通信規格「5G」向けのスマホ用半導体を外販する意向も示しており、この市場をけん引してきた米半導体大手クアルコムと二大勢力を形成する可能性が出てきた。ファーウェイ半導体は、ファーウェイが2004年設立した完全子会社。
以上、
 
米国が世界にファーウェイの5G用通信機器は、バックドア(ウイルス)が仕組まれている可能性を示唆し、各国に利用しないよう呼びかけている。
ところが、米国の昔からの盟友である英国政府はファーウェイとの取引は可能と通信会社に通知した。
英国は、中国が一帯一路軍事戦略において、金融部門をまかなうAIIB(アジアインフラ投資銀行)にも、西側として一番先に出資参加することを表明した経緯がある。英EU離脱、経済疲弊、助っ人に再度中国の投資に賭けているのだろう。
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ファーウェイは任正非が率いるオーナー企業であるが、米政権は、中国の国営企業か中国軍の企業との認識を持っている。それは任正非が中国軍出身者であることによるもの。
 
 昨年末、ブルームバーグが、ファーウェイのサーバーにバックドアが取り付けられていたと、その黒いチップを写真つきで掲載していたが、ファーウェイが自社製品に簡単に見つけられるようなバックドアを取り付けるはずもなく、その報道に笑った。
 
13億人がいる中国、共産党一党独裁の習近平が頂点に立ち守銭奴の国民をコントロール、頭脳の水準が向上するほど、3.4億人のアメリカ合衆国は、その技術力は、いつしか中国に凌駕される。中国の技術力・開発力の源泉は守銭奴魂。
未来永劫アメリカ№1を貫きたいトランプ政権としては、知的財産権を盾にその向上・成長をはしょらなければならない。しかし、アメリカが現世の利益を最大化させるため、世界経済全体に新自由主義経済を導入させ、グローバル化させた張本人であり、いくら保護貿易を執行したところで、その大きな流れを変えることはできない。
 
中国の国営企業をアメリカ合衆国の証券市場に上場させたのもアメリカ合衆国。米証券市場で、中国の国営企業の株式をいくら購入したところで、それは単に紙切れに過ぎず、株主権など存在しない、その時からアメリカ合衆国の対中国政策の過ちが始まっている。もう引き返せない。
ただ、中国は、知的財産権の侵害も含め、国際ルールだけは守ってもらいたいものだ、守らなければならない。
以上、
 
<2018年 スマホ市場/ファーウェイの驚異の伸び率>
2018年スマートフォンメーカー別 販売台数ランキング 
by:米IDC 
メーカー名
百万台
前年比
シェア
サムスン電子
292.3
-8.0%
20.8%
アップル
208.8
-3.2%
14.9%
ファーウェイ
206.0
33.6%
14.7%
シャオミ
122.6
32.2%
8.7%
OPPO
113.1
1.3%
8.1%
vivo
112.3
 
8.0%
ほか
462.0
-19.4%
24.8%
合計
1,404.9
-4.1%
100.0%
・上記、中国勢4社のシェア合計は39.5%
 
<世界の通信基地局用機器市場>IHSマークイット版
ファーウェイの中継機器は圧倒的に安い、後進国は高いメーカー品を選ばず、一回導入すれば、同じメーカー品が継続して設置される。
5Gに関する特許件数はファーウェイが最大。
0425_01.jpg
 
<2018年半導体メーカー15社ランキング>
ファーウェイ半導体はランキング外
クアルコムは開発会社であり、製造はファンドリメーカーに委託している。
サムスン、SK、マイクロン、東芝はメモリー系半導体
 
0425_02.jpg

 
[ 2019年4月25日 ]

 

 

 

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