九電3月決算 暖冬・海外損・投資見直し損などから大幅減益に
九州電力は、暖冬の影響で暖房需要が減ったことなどから今年3月期の決算の業績見通しを下方修正し、経常利益が見込みより300億円、率にして▲37.5%減り500億円(前期736億円)、当期利益も300億円(前期866億円)に留まる見通しを発表した。
利益の見通しを下方修正した理由について九州電力は、
暖冬の影響で、暖房需要が減ったこと
海外での投資案件について事業の収益性を見直した結果、100億円規模の特損計上が主要因で、千葉県袖ケ浦市で東京ガスなどと計画している大型石炭火力発電所めぐる調査費用(石炭断念・LNGに切り替え)や、新たな地熱発電所の調査断念に伴うこれまでの費用を、損失として計上したことも影響していると説明している。
以上、
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特損は経営者の責任。
利益のため太陽光発電の一時的な買取拒否も進めたものの、特損まで発生してはラチがあかない。
九電が一時的に買取を拒否する太陽光発電の余剰電力は、中国電力や四国電力に火力発電を調整させ、半額でも販売すれば、その半額は発電業者に還元される。
国は発電量を全国的になぜコントロールさせないのだろうか。経団連会長で原発メーカーの日立製作所の会長から政府は圧力をかけられているのだろうか。太陽光発電の買取は止めちまえと。
九州電力 3月決算予想
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連結/百万円
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売上高
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営業利益
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←率
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税前利益
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当期利益
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16/3期実績
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1,835,692
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120,256
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6.6%
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90,916
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73,499
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17/3期実績
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1,827,524
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122,640
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6.7%
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94,234
|
79,270
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18/3期実績
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1,960,359
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103,123
|
5.3%
|
73,678
|
86,657
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19/3期前回予想
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2,025,000
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105,000
|
5.2%
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80,000
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55,000
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19/3期修正予想
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2,015,000
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85,000
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4.2%
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50,000
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30,000
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19/3修予/18期比
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2.8%
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-17.6%
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-32.1%
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-65.4%
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[ 2019年4月17日 ]