アイコン 田畑毅衆議の辞職と福岡県知事選

 

 

女性問題で、自民党を離党した田畑毅衆議院議員は議員辞職願を提出した。
辞職は近く認められ、二階派に加わったふらふら男の細野元環境大臣と選挙区で議席を争ってきた岸田派の吉川赳元衆議院議員が繰り上げ当選する見通し。

今後、細野氏の入党や選挙区の公認をめぐる調整が難航することも予想される。
田畑衆議院議員は、当時交際していた女性が、昨年12月に性的暴行を受けたとして警察に告訴状を提出したことを踏まえ、自民党を離党し、27日、議員辞職願を提出した。

田畑氏の辞職は、1日にも衆議院本会議で認められ、比例代表東海ブロックの自民党の名簿から、岸田派の吉川元衆議院議員が繰り上げ当選する。

吉川氏は25日、地元の静岡県御殿場市で、「この選挙区の看板として、未来のために皆さんと頑張りたい」と述べた。

一方、選挙区で吉川氏に勝利し、無所属のまま二階派に加わった細野元環境大臣は27日夜、「選挙区を移るぐらいなら、政治家を辞め引退する覚悟を持って臨んでいく」と強調した。
二階幹事長は、今週、会合を開いて、細野氏を激励したのに対し、岸田政務調査会長は、吉川氏を支援する姿勢を鮮明にしていて、細野氏の入党や選挙区の公認をめぐる調整は難航する。
以上、

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<福岡の県知事選、保守の現職と新人の一騎打ちでも大乱戦状態>
<義理もクソもない福岡知事選挙の水面下の攻防>

福岡では、2016年10月の故鳩山邦夫氏の弔い合戦の補欠選挙では、自民党福岡県連と麻生大臣らが押した候補が破れ、二階氏が押した邦夫氏の次男坊の二郎氏が大差で当選、二階派に所属している。
自民党県連の推薦をけり、二階氏の力で本部が両者に対して公認を与えなかった。
しかし、今年4月の知事選では、これまで支援した現職知事を切り捨て、自民党福岡県連と麻生大臣らが押す新人候補が本部の公認を取り付けた。
これは、麻生大臣が支援し、自民党県連推薦候補を2度も公認しなかった場合、自民党の地方組織全体に禍根を残し、ガタが来ると判断したものと見られる。

2016年10月の鳩山邦夫氏が亡くなったことによる補欠選挙で、現職知事が麻生大臣が支援した候補を支援の演説をしなかったことに、麻生大臣が怒り狂い続けているもの。
しかし、現職知事側には、自民党のまだまだ元気が良い山崎拓元副総理、古賀誠元幹事長や福岡の二階派現職国会議員3名が陣取っており、公明党と共産党を除く野党も現職を支持している。
公明党が鍵を握っている。元々公明党も現職支持だったが、途中から消えた。
ただ、公明党に対しては、二階氏の目もあり、麻生氏は揺さぶりかけられないだろう。
公明党は良くして自主投票だろう。
筑豊のお坊ちゃま傲慢大臣は、自民党の福岡市の市会議員や県会議員たちには好かれているが、県民には傲慢過ぎて好きでない人たちも多い。
今回の選挙で、一番目を見張るのは、麻生元知事(麻生大臣とは血縁関係はない)が、新人の支援を表明していることにある。
2011年の現職の初選挙では、麻生知事が後継者として自ら主導して担ぎ上げ、麻生元首相らがバックアップした経緯がある。
11年選挙では九州電力が現在の現職に大きく動いたが、今回は目立った動きをしていない。
また、現職と麻生元知事は、経産省⇒特許庁長官という先輩後輩に当たる。
ヤクザのような義理人情もない福岡県知事選挙になるようだ。

<自民党は老人ホームか>
ところで、麻生大臣(78歳)、二階幹事長(80歳)、いつまで自民党老人クラブが、激動の世界にあり、蠢き続けるのだろうか。
自民党の国会議員には定年制が設けられていたが、アベノミクスの国会バブルで雲散霧消。
そうした爺さんたちが自民党内で一番権力を有し、水面下で老害政治を操っている。
そうしたことから、男の自民党議員は女に入れ込み、政治的欲求不満を解消しているようだ。
 

 
[ 2019年2月28日 ]

 

 

 

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