アイコン 韓国の4月の経常収支▲31億ドル、9年ぶりの大きな赤字

 

 

韓国銀行が4日発表した国際収支(速報値)によると、4月の経常収支は▲31億2000万ドル(約3400億円)の赤字だった。

原因は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で輸出が急減したことから、2019年4月以来、1年ぶりに赤字に転落した。赤字幅も2011年1月(▲31億6000万ドルの赤字)以降、9年3ヶ月ぶりの大きさだった。

1、 貿易収支
4月の商品収支(貿易収支)の黒字は8億2000万ドル、前年同月比▲47億9000万ドルの大幅縮小となった。2012年4月(▲3億3000万ドルの赤字)以来、8年ぶりの低水準だ。
4月の輸出額は前年同月比▲24.8%急減。石油製品、乗用車、半導体など大半の品目で減少した。輸入額も▲16.9%減と、輸出の減少幅を下回っていた。

2、 第一次所得収支(配当等)
3月決算企業の配当金支払いが4月に行われたことで、給与・賃金と投資に伴う利子や配当を差し引きした所得収支(第1次所得収支)が▲22億9000万ドルの赤字を計上した。ただ、赤字幅は前年同月比約19億ドル縮小した。

3、サービス収支
4月のサービス収支も14億2000万ドルの赤字となった。赤字幅は前年同月比で1億5000万ドル拡大した。
 サービス収支のうち、知的財産権使用料収支は、前年同月の2000万ドルの黒字から▲2億9000万ドルの赤字に転じた。

4、旅行収支
4月の旅行収支は、▲3億4000万ドルの赤字で、赤字幅は前年同月に比べ1億ドル縮小した。
新型コロナの影響で入国者数は前年同月比▲98.2%減少したが、出国者数がこれを上回る▲98.6%減となったことによるもの。
以上。

第一次所得収支が示すものは、海外からの配当や利息収入より、4月は特に外資に支払う配当が多いということであり、それほど外資依存も高いことを意味する。
韓国企業は海外工場など非常に多いが、優遇税制の海外法人に溜め込み、韓国の本体に還流させていない可能性も高い。

韓国経済は概してサムスン電子により支えられており、変わる財閥グループはなく、向こう10年、依存したままになるが、サムスンにしても中国製造2025との競争は激しくなる。
日本を真似して成長を遂げてきた韓国、すでに卒業し、今後は海外先進国の最先端技術を中国同様、盗むか、パクルかしかない。日本・中国同様、技術を進化させることはできようが、自ら新たな分野の最先端技術を切り開く能力はない。

 

[ 2020年6月 4日 ]

 

 

 


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