アイコン 12月米製造業景気指数ISM 急落 一過性か それとも・・・

 

 

米製造業は下方修正のアップルショックだけではなく、自動車もすでにピークアウトとしている。堅調なのは消費、雇用、給与だが、一方で中国からの輸入品は高くなり、金利高も直撃しており、いずれ大きく影響してくる。

米供給管理協会(ISM)が発表した昨年12月の製造業景気指数は54.1と前月の59.3から▲5.2ポイントも急低下し、2016年11月以来の低水準となった。予想の57.9も下回った。
1ヶ月の低下幅は2008年10月以来の大きさだった。

新規受注指数は51.1と前月の62.1から▲11.0ポイントと2桁低下し、2016年8月以来の低水準。低下幅は2014年1月以来の大きさだった。
雇用指数は56.2。前月は58.4から▲2.2ポイント低下。
価格指数は54.9と前月の60.7から▲5.8ポイント低下し、予想の58.0も下回った。

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自動車など輸送機器メーカーは、「顧客需要が景気や関税を巡る懸念で減少し続けている」と話し、機械メーカーは、「米中間の関税問題が、製造業のコストや材料調達戦略を巡って、より長期の懸念を引き起こしている」と語っている。

スマホの世界販売台数が2018年は減少するなど、コンピューターと電子製品のメーカーは、「成長が止まったようだ」としている。

<消費は堅調だが・・・>
ISMは、消費が底堅さを増し、生産や雇用が拡大し続けているが、「これまでの期間と比べてかなり低い水準」と指摘した。

MUFGの首席エコノミストは「購買担当者の報告を信じるなら、2019年は標準以下の成長ペースでスタートを切りそうだ」「新規受注が払底し、19年の企業投資、成長に影響が及ぶだろう」と話している。
以上、ロイター参考

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[ 2019年1月 4日 ]

 

 

 

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