アイコン 韓国女性ショートトラック金メダリスト 性的暴行告訴 沈選手コーチから4年余り

 

 

韓国女子ショートトラック代表の沈錫希選手(21)が、代表チームのチョ・ジェボム元コーチから未成年の17歳(高校2年)だった2014年から常習的な性的暴行を受けていたとして、昨年12月17日に京畿南部地方警察庁に告訴していたことが8日までに分かったと韓国紙が報道している。
警察は現在、チョ元コーチの携帯電話、タブレット端末などを押収し、分析作業を進めている。

沈選手側のイム・サンヒョク弁護士は、「女性弁護士が昨年12月、沈選手と1対1で面談した結果チョ元コーチが2014年から無差別的な暴行と暴言、脅迫などによる性的暴行犯罪を常習的に犯していたという証言があった」と明かした。現在、沈選手は外部との接触を断っている状態。
沈選手は弁護士を通じ、「これからは韓国のスポーツ界でこうした事件が絶対に起きないことを深く望んでいる」とコメントした。
沈選手によると、チョ元コーチは2014年から平昌冬季五輪を1ヶ月後に控えた昨年1月までの約4年間、常習的に性的暴行に及んでいたという。

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性的暴行の現場は、沈選手の母校である韓国体育大にスケートリンクの指導者用ロッカールーム、ソウル市の泰陵選手村と忠清北道の鎮川選手村のスケートリンクのロッカールームなど国が管理している施設だったという。
沈選手は、これまで隠してきた理由について、「チョ元コーチから犯行のたびに『競技を続けたくないのか』と脅され、無差別的な暴行を受けていたからだ」と説明した。
沈選手は、初等学校(小学校)在学中にチョ元コーチの目に留まり、スケートを始めた。高校2年だった2014年にソチ五輪に出場し、メダル3個(3000メートルリレーで金、1500メートルで銀、1000メートルで銅)を獲得し、韓国ショートトラック界の看板的存在に浮上した。
沈選手は、平昌五輪を1ヶ月後に控えた昨年1月、チョ元コーチに暴行を受け、選手村を脱け出したこともあった。
真相調査に乗り出した大韓氷上競技連盟は、昨年1月にスポーツ公正委員会(賞罰委員会)を開き、チョ元コーチを永久除名していた。
代表チームに復帰した沈選手は、平昌五輪で出場した500メートル、1000メートル、15000メートルではメダル獲得がならなかったが、3000メートルリレーで五輪2連覇を達成した。
沈選手は、昨年6月、チョ元コーチを常習的な傷害などの疑いで告訴した。

チョ元コーチは沈選手に常習的に暴行を加えたとして、昨年9月に一審で懲役10ヶ月の判決を受け、現在収監されている。今月14日には、控訴審の判決公判が予定されている。
チョ元コーチの弁護士は、SBSテレビの取材に対し、「性的暴行の疑いは話にならない」と事実関係を否定した。
以上、韓国紙参照

韓国では、女性に対する性的暴行事件の刑が軽く、無罪になるケースも多い。逆に告発した女性が名誉毀損で訴えられ、裁判所から処罰されるケースもあとを絶たない。
韓国における女性性被害告発運動の♯MeTooでは芸能人や有名人の男性などが自殺に追い込まれたりしている。
韓国の裁判所は、反日では歪なロウソク民心に迎合して治外法権的に燃え盛る感情裁判所であるが、男性に対しても優しい判決を出すことが当運動で糾弾されている。女性判事に対するセクハラ告発問題も話題になっていた。

もともと韓国では、最近まで酒を飲んでの犯罪は、刑を軽くする法律まであった。そうした男性優位の法体系の基本を韓国の裁判所の判事たちは受け継いでいるのだろう。
ただ、あまりにも性犯罪者が多く、釈放されても再犯防止のため足首にGPSを取り付けるケースもある(法が制定されている)。

日本の裁判所も初犯については、刑が軽く、執行猶予もほとんどつき、特に性犯罪では再犯を起こさせる原因にもなっている。初犯はたまたま捕まった事案も多く、事件として取り扱われなくとも常習性を調べて判決を出すべきではないのだろうか。
日本では、女性アスリートに対するパワハラ問題が後を絶たず、各スポーツで問題になって久しいが、企業さえ今だ地獄の特訓などを取り入れ超長時間労働を正当化させている企業が非常に多いことにも起因していよう。政治がコントロールさせるべき問題だが・・・、財界様最優先でまったく機能させていない。

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[ 2019年1月 9日 ]

 

 

 

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