アイコン ムニューシン米財務長官 中国協議を控え貿易戦争終結目指す可能性

 

 

ムニューシン米財務長官は、中国がトランプ大統領に対して貿易問題で十分な譲歩を示せば、米政権として全ての関税措置の撤回を目指す可能性があると述べた。

ムニューシン長官は29日、トランプ大統領ご用達のFOXビジネスニュースの取材で「あらゆるものがテーブルの上にある」と発言した。
同長官は30、31日にワシントンでライトハイザー米通商代表部(USTR)代表と共に、中国側との通商協議に臨む。
同長官は、また、欧州と中国で経済成長が鈍化していることを認めた上で、「この先リセッション(景気後退)に陥ることを示唆する、いかなる兆しも見当たらない」とし、こうした他地域の景気減速が米国の成長に影響を及ぼすとはみていないと言明した。
中国との通商紛争は、米国に打撃を及ぼしていないとして、「今年3%成長を達成する根拠は依然かなりある」とも語った。
以上、ブルームバーグ

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これに先立ち、米議会予算局は、急速な中国経済の低迷を受け、今年のGDP予想を企業投資と政府投資の減退から2018年の3.0%から2.4%成長と大幅に下落すると発表している。

2018年は大型減税により景気は拡大したが、財政赤字も拡大し、2019年は民主下院でもあり、大型財政出動には限界、自動車や中国関連IT企業の企業業績が悪化すれば、企業の設備投資も減退する。頼みは消費の拡大だけとなる。
ムニューシン長官は、打撃を受けていないとしているが、最近の中国で直接事業展開している米企業の直近業績は悪化している。

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[ 2019年1月30日 ]

 

 

 

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