アイコン 昨年2700万円の儲け 「ボット」チケット不正購入高額転売

 

 

兵庫県警サイバー犯罪対策課は30日、コンサートチケットを転売目的で購入したとして逮捕した業者が、チケット販売サイトにアクセスするID200余りを不正に作成したとして再逮捕した。

兵庫県警は1月10日、人気ロックバンド「ELLEGARDEN(エルレガーデン)」のライブの電子チケットをチケット販売サイト大手の「イープラス」から転売目的で購入したとして、詐欺容疑で千葉県浦安市、チケット販売業大橋直斗容疑者(30)を逮捕していた。1枚5千円で購入したチケットを8万円で転売していた。購入チケットは4枚、30万円の利益。

警察は、大橋容疑者が「ボット」と呼ばれる自動プログラムを悪用し、用意した大量のIDでチケットを買い占めていたとみて捜査している。

これまでの捜査で容疑者のパソコンからは「ボット」と呼ばれる自動プログラムと、約800人分の架空名義の「イープラス」などのIDが見つかっていて、警察はこのうち200余りのIDを不正に作成した疑いなどで30日、再逮捕した。

「ボット」を使えば、複数のIDで同時にアクセスし、チケットの注文が瞬時に自動的にできる。

警察は、大橋容疑者が「ボット」の機能を悪用して用意した大量のIDで人気歌手のライブのチケットなどを買い占めていたとみて捜査している。

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調べに対し「チケット転売で、昨年だけで2700万円の収入を得ていた」と供述し、容疑を認めているという。

「ボット」=「ロボット」 瞬時に大量注文
「ボット」とは「ロボット」を略したことばで、人間がコンピューターを操作して行う処理を、自動的に実行するプログラム。
「ボット」を使えば、インターネットのチケット販売サイトに自動的に接続して瞬時に大量に注文することができる。

捜査関係者によると逮捕された業者は、あらかじめ販売サイトにアクセスするための架空名義のIDを約800人分用意していた。
そして、チケットの発売開始と同時に多数のIDを使って自動的にサイトにアクセスし、一斉に注文を行って人気のチケットを買い占めていたという。

AIソフトが不正を見つける
この事件では、「ボット」による注文を防ぐAI=人工知能ソフトが不正を見つけたことが摘発につながった。

被害にあった東京のチケット販売サイト大手の「イープラス」では、アメリカの大手IT企業「アカマイ・テクノロジーズ」と協力してチケットの注文の記録を分析した。
昨年5月に発売されたコンサートのチケットでは、受け付け開始30分間に50万件のアクセスが寄せられ、そのうち9割が「ボット」によるものだったという。
いずれも転売業者とみられることから、サイトでは新たにAIを使った「ボット」対策のソフトを導入したという。
このAIソフトは、人の手では不可能なスピードで行われる大量の注文やマウスやキーボードが極めて規則的に動かされている注文を瞬時に見分けブロックする。
逮捕された業者の注文も、昨年、このAIソフトによって検知され、警察に通報された。

アカマイ・テクノロジーズの中西一博プロダクト・マーケティング・マネージャーは「ボットも進化しているので、より高度な対策が求められている。技術をさらに高めて対応していきたい」と話している。

「イープラス」システム部の小西雅春統括マネージャーは「業者による買い占めが起きると不法な高額なチケットが流通することになり、アーティストや主催者の意図に沿わないマーケットになってしまう。エンターテインメントの世界が成り立たなくなることを危惧している」と話している。

五輪前に対策 「転売禁止法」今年6月施行
コンサートやスポーツイベントのチケットが高額で転売されるケースが相次いでいることは国も問題視し、来年の東京オリンピック・パラリンピックを前に、本格的な対策に乗り出している。

国会では12月、インターネットなどでのチケットの不正な転売を禁止する法律が可決・成立した。違反者には、1年以下の懲役や100万円以下の罰金が科されることになっていて、今年6月に施行されている。
以上、報道参照

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[ 2019年1月31日 ]

 

 

 

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