アイコン 米朝首脳ダナン会談の危惧 やりたい放題のトランプ

 

 

トランプ変数が高まっている。特にマティス国防長官を首にし、国防省に相談もせず、やりたい放題になっており、シリア・イラクやアフガンなども含め地域安保そのものが危惧されている。
米国防省が、米軍のシリア撤退で、ISが力を回復するとトランプ大統領に警告を鳴らしている。

ベトナム・ダナンで今月27日・28日開催される予定の米朝首脳会談では、トランプが北朝鮮の金正恩とその代理人兼報道官役の文在寅韓国大統領に乗せられ、核完全廃絶はどこ吹く風で何も決められないまま、寧辺の核施設廃棄と引き換えに.北朝鮮が望む「終戦宣言」に合意する可能性が示唆されている。

当然、「終戦宣言」は金正恩と文在寅にとって、北朝鮮に対する制裁緩和とリンクさせ、トランプがその後何を言おうと中国・ロシアも加わり、制裁緩和に大きく動き出すと見られる。

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トランプは、駐留米軍の負担金問題では、昨年2月、駐留経費がもったいないから撤退すると述べ、補佐官と衝突、その後、子供のように補佐官とは口を聞かず、補佐官は辞任した。

そんなトランプが、昨年期限切れの負担金交渉、これまで10回も協議を行い、韓国の抵抗にあい、要求を大幅に下げ続け、16億ドルが12億ドルになり、結果、昨年まで9億ドルだったのを10億ドルを下回る負担金で合意したと報道されている。
別途、米国の要求を呑み、これまで5年の契約期間を1年契約に変更したという。

この調子だと、北朝鮮と核完全廃棄問題が進まぬ中、北朝鮮から持ち出される交換条件に米軍撤退の可能性もある。それとて、核の完全廃棄との取り引きではない。

トランプ自身も、北朝鮮は核爆弾は2006年10月から保有しており、自分の代で決着できなくとも何も思わない人物。いつでも造れるICBMを北朝鮮が廃棄することで、米本土への脅威はなくなったとして片付ける可能性すらある。

1歩後退すれば100歩前進してくる朝鮮半島の人たちであり、トランプはその術中に嵌っているようでならない。
文在寅は、2017年北朝鮮が核実験やICBMの実験を繰り返すなか、中国様に対して、一方的に「日米韓は同盟に発展しない」、「米国のMDには入らない」と、主権放棄の3不宣言をした韓国の大統領様だ。
この3不宣言の延長線上に、いろいろな問題を矢継ぎ早に日本へ投げかけ続け、今や韓国は日本と敵対しているようだ。こうした状況に中国も北朝鮮もほくそ笑んでいることだろう。

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[ 2019年2月 7日 ]

 

 

 

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