アイコン 2月の輸出▲1.2%減 中国輸出へは3ヶ月ぶり増 装置伸び部品は減

 

 

財務省が発表した2月の貿易統計によると、日本の輸出額全体は、アメリカ向けの自動車などの輸出が伸び悩んだことから6兆3843億円と、前年同月比▲1.2%減となった。輸出減は3ヶ月連続。
輸入額も原油や灯油の輸入価格が下落していることなどから6兆453億円と、前年より▲6.7%減った。
結果、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は3390億円の黒字で、5ヶ月ぶりの黒字となった。

一方、中国への輸出額は3ヶ月ぶりに増加した。
中国の旧正月「春節」の影響で落ち込んだ1月からは持ち直したものの、2ヶ月間の輸出額は前年を下回った。中国への輸出額は前年同月比5.5%増の1兆1397億円。

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これは今年、中国の旧正月「春節」の時期が例年より早く、1月に落ち込んだ中国国内の工場などの稼働が2月には回復し、液晶用の半導体製造装置や自動車の輸出が増加したためと見られる。
半導体等製造装置は前年同月比22.6%増、
スマホ用など半導体等電子部品は▲19.5%減
ただ、1月と2月の春節月の中国向けの輸出額を合わせると、前年同時期比▲6.3%減となり、中国経済の減速の影響で輸出が伸び悩んでいる。
 

 
[ 2019年3月18日 ]

 

 

 

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