アイコン 日本の品質 日立化成の不正 納品先2587社に拡大/フジクラ不正は倍増

 

 

経団連会長が会長の日立製作所の子会社の日立化成は25日、昨年発覚した品質不正を受けてグループ企業を追加調査し、素材2製品で新たな不正が見つかったと発表した。
また電線大手のフジクラも不正の件数が倍増したと説明しており、素材大手の品質不正の発覚が止まらない。

「日立化成」が産業用の蓄電池などの製品で検査を不正に行っていた問題で、新たに国内外の22のグループ会社でも不正が行われていたことを明らかにした。
日立化成は、昨年、産業用の蓄電池のほか、半導体や自動車部品などに使われる製品など合わせて30品目で検査を不正に行っていたことが明らかになっている。
その後、国内外のグループ会社を対象に調査した結果、国内8社、海外14社の計22社で顧客との間で取り決めた仕様書とは異なる方法で検査を行っていたという。

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不正が見つかったのは、浪江日立化成工業(福島県浪江町)が生産する部品の隙間を埋める「樹脂パッキン」と、日立化成テクノサービス(茨城県日立市)が製造する鋳型作りに必要な「レジンコーテッドサンド」。いずれも規定通りに検査しておらず、1990年代前半から続いていたという。
これにより、日立化成の品質不正はグループ全体で32製品となり、納入先も258社増えて延2587社となった。

 一方、電線大手のフジクラは25日、昨年8月に発覚した品質不正の調査結果を公表した。当初70件としていた不正は152件と倍以上に増加した。発覚後もなくならず、今年3月まで不正が続いていた事例もあった。
経営責任明確化のため、伊藤雅彦社長は月額報酬の50%相当額を3ヶ月分返上する。
以上、

日立製作所は日立化成を今年中にも売っ払う。
メーカーが不正したら、もう日本の品質どころではなくなる。
政府は、日本の一流メーカーでなぜこうした事態に陥っているのか徹底的に調査し、財界に対して、行政指導をすべきではないだろうか。
しかし、日立製作所は孫会社を経産省ファンドに買い取らせるなど、政財界の癒着どころか、経団連会長自らが率先して癒着しているところに最大の問題がある。
土光氏を見習え。
日本品質が問われている。
 

 
[ 2019年4月26日 ]

 

 

 

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