アイコン 安倍首相がお膳立てか ロッテ辛会長とトランプ大統領の面談

 

 

ロッテは、事業承継問題において、韓国の国会や司法から徹底的に攻撃され、THAADでは、所有していた星州ゴルフ場を強制的に国が買収(国有地と等価交換)した結果、中国政府から個別に強力な制裁を受け、中国では100店舗あまり展開していたロッテマートは難クセにより営業停止に追い込まれ、大規模開発していた武漢などの開発もストップ、ロッテはこれまでに中国事業のほとんどを売却し、大損している。しかし、韓国政府は何一つ面倒を見ず、それどころか、司法はロッテ一族の不正を追及するばかりであった。根底には在日成功者を嫌う韓国民=韓国政治風土が関係もしている。

売却の話に中国から睨まれた2016年秋に辛会長は、星州ゴルフ場の売却は、「政府による強制収用」にしてくれと頼み込んだが、オカルトの崔順実が実権を握る韓国朴政権は聞き入れなかった。

当時、辛東彬会長(韓国ロッテ責任者/日本名:重光昭夫/オーナーの次男)は、ロッテそのものが、「韓国のものか、日本のものか」と韓国メディアから・韓国民から・韓国国会から・韓国政府から・韓国司法から袋叩きにあっており、その鉾先を緩和させるためにも、国の要請に応え星州ゴルフ場を売却せざるを得ない状況に追い込まれていた。

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それ以前、朝鮮日報は、安倍首相の官邸に辛東彬氏が2度にわたり訪問したと報道していた。
当時の記事によると、辛東彬ロッテ会長(現在64歳)と安倍首相(現在64歳)は、昔から家族付き合いをしており、友人関係にあるそうだ。
ロッテ創業者で東彬氏の父親である辛格浩氏(重光武雄氏)と、安倍首相の爺様の岸信介元首相や父親の安倍晋太郎自民党幹事長との深い関係により、必然的に安倍晋三氏と辛東彬氏は年齢も一緒であり、関係していたものと見られる。

そうしたことから、安倍首相が、辛会長とトランプ大統領を引き合わせた可能性が高い。
当然、ロッテが31億ドルを米国に投資した化学工場の落成もあり、安倍首相は、引き合わせるのに絶好の機会と判断したと思われる。
(トランプ大統領と会ったことで、韓国内で一目置かれる存在となり、多くの裁判を抱えるロッテ一族や自身のオカルト崔順実ゲート裁判で有利に展開するものと見られる。公正経済を標榜し社会主義政権の文在寅大統領は、雇用や投資において韓国内で役に立たず、問題が多い財閥企業に対しては、当該企業からオーナーたちを、政府系の産業銀行や株主の国民年金を使い、追い出しにかかっている。文在寅大統領ら左派および支援者たちは、ロッテに対して星州ゴルフ場をTHAAD配備用地として売却したことを睨み続けている。)

<韓国紙報道>
韓国・国民日報などによると、韓国ロッテグループの辛東彬(日本名:重光昭夫)会長が5月13日に米ホワイトハウスを訪問し、韓国大企業トップとして初めてトランプ大統領と面会した。

トランプ大統領は面会後、ツイッターに「ロッテグループの辛会長の訪問を歓迎する」とし「彼らは韓国企業としては最大規模となる31億ドル(約3390億円)をルイジアナ州に投資し、米国人のために数千の雇用をつくった」と書き込んだ。その上で「韓国のような立派なパートナーたちは、米国経済が過去のどの時より強く動いていることを知っている」と強調したという。 (それ以前に、トランプは「米国を嫌っている国」と韓国を表するツイッターを発信していた)。

辛会長は、幹部たちと一緒に同日午後4時15分ごろにホワイトハウスを訪問し、トランプ大統領と30分ほど面会して4時56分ごろにホワイトハウスを出た。
辛会長は、記者から韓国大企業トップとして初めてトランプ大統領と会った感想を聞かれると、笑顔を浮かべて「ああ、そうですか」と回答。トランプ大統領との会話の内容については「さまざまなこと」と答え、トランプ大統領の発言については「すみません」と回答を避けたという。
今回の訪問は、ホワイトハウス側からの招待だったという。
以上、

韓国氏は、また、5月9日には訪米中の李洛淵韓国首相(東亜日報元記者で東京に一時赴任していた)は、ルイジアナ州で韓国ロッテグループの化学大手、ロッテケミカルの石油化学工場・エタンクラッカー・エチレングリコール工場の完成式に出席するため同工場を訪れ、出迎えた辛東彬ロッテグループ会長と2人で話を交わしていた。

その後、李首相は報道陣に「少し日韓関係の話をした」と明らかにした。両氏は「(日韓関係が)うまくいかなければならないのに心配だ」と話したという。
李首相が、辛会長と個別に面会するのは初めて。完工式前に20分ほど、個室で話をした。李首相によると、辛会長には日本の政治家の知り合いも多いことから、今後の見通しも含め日本の政治情勢を尋ねたという。
ロッテの事業は日韓両国にわたっており、辛会長は日本の事情に精通している。
以上、

文在寅大統領は日本との関係を修復不能に陥らせ、修復するにも人脈さえ持たず、元徴用工問題からマスコミの前面に登場している李洛淵韓国首相に、それを一任したようだ。
李首相は元新聞記者でもあり、辛会長と安倍首相が非常に近い関係にあることを知っており、辛会長を利用して日本政府に対する打開策を模索しているものと見られる。

しかし、辛会長は、韓国政府の要請に良かれと動いた所有する星州ゴルフ場のTHAAD配備用地としての国への売却で、中国から叩かれ、韓国でも叩かれ続け、政府も助けるどころか加担し、非常に痛い目にあっており、簡単には乗らないだろう。

ただ、安倍首相からも要請を受けているとしたら別だろうが・・・。安倍首相は日韓関係の政治的なことには、友人関係を持ち込むなと注意する可能性もある。

辛会長にしても、下手すれば、韓国での次の保守政権交代では、積弊清算により、ロッテが血祭りにあげられることもありえ、慎重にならざるを得ない事情もある。

以上、JCNET記者の推論に過ぎないが、辛会長は安倍首相に直接通じ、韓国政権にとっては今や貴重な存在となっている。
訪米中の李首相がワシントンから、わざわざメキシコ湾岸のロッテ工場の落成式参加を口実に辛会長に会いに行くとは、日韓関係で何かしらの動きがあることは間違いなさそうだ。
トランプ氏にしてみれば、先進国でトランプ氏と仲が良いのは安倍首相だけ、会うたびにゴルフする仲で、先般の訪米ではメラニア夫人の誕生パーティにも呼ばれていたはずだ。
何せ、大統領就任前から挨拶に来てくれ、F35を145機も購入してくれる安倍首相であり、トランプ大統領に対して、米国に31億ドルも新たに投資する韓国の友人がいるが、会ってくれと頼んでも何ら不思議ではない。
そうでなければ、忙しい身、わざわざ会いたいと招待するはずもなかろう。

辛東彬ロッテ会長は、学習院と関係がある松濤幼稚園を経て、青山学院初等部入学し、青学大、コロンビア大学院を卒業、日本のオーナー企業のようにロッテに直接入らず、野村證券に就職、ロンドン支店で6年間武者修行、その後ロッテに入り、韓国事業を担当、会長とともに韓国で財閥を形成するほど大きな企業グループに育て上げた。

日本でチューインガムとチョコレートで大成功を収めていた親父の辛格浩氏(=重光武雄氏)は、朴正煕大統領から、当時、韓国にVIPを迎える施設がなかったため、迎賓館となるホテルを立ててくれと頼まれ、ホテルロッテをソウルに開設したことで知られる。日本で儲けた軍資金を韓国に投資し続け、韓国の戦後復興に大きく貢献してきた辛格浩氏(現96歳)は、現在、韓国では執行猶予中の身である。
 

 
[ 2019年5月15日 ]

 

 

 

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