コロナ関連倒産一覧４月４日／コロナ関連倒産国内３７件に

３月２５日以降のコロナ関連倒産の一覧を掲載。現在コロナ関連倒産は３７件。

前回（３月２５日）掲載した時点のコロナ関連倒産企業は、”もともと経営状況が悪かったところにコロナによる影響でさらに悪化、事業停止へ追い込まれた事案がほとんど。”だった、と記載したが、現在も体力があった企業が、という事例はまだない。

どこもぎりぎりの中でやっていたのだろう、コロナによる自粛不況で背中を押された形となっている。

ここで経営状況が悪くなかったところが一気に倒産ーという事態が増えてくるならば、政治の責任といっても過言ではなかろう。

以下順不同

（株）富士屋ホテル（茨城）／自己破産申請　新型コロナ関連倒産

旅館業の（株）富士屋ホテル（所在地：茨城県潮来市潮来＊＊＊）は３月３０日、水戸地裁麻生支部において自己破産を申請した。

負債総額は現在調査中。

ビアレストランの（株）レバンテ（東京）／破産手続き開始決定　新型コロナ関連倒産

レストラン経営の（株）レバンテ（所在地：東京都中央区築地１＊＊＊）は３月２５日、東京地裁において破産手続き開始決定を受けた。

破産管財人には松原健一弁護士が選任されている。

チャイニーズカフェ「果香」の（株）ＲＩＴ（東京）／自己破産申請　新型コロナ関連倒産

チャイニーズカフェ「果香」運営の（株）ＲＩＴ（東京都渋谷区道玄坂１－１２－１、代表：大鳥建一）は３月３１日事業停止、申請処理を山本達夫弁護士（電話０４８－９４８－８８２２）に一任して、東京地方裁判所へ自己破産申請した。

（株）奥飛騨薬師のゆ本陣（岐阜）／自己破産へ　新型コロナ関連倒産

（株）奥飛騨薬師のゆ本陣（岐阜県高山市奥飛騨温泉郷一重ケ根２０８－４８、代表：石田将之）は３月３０日事業停止、事後処理を大場寿人弁護士（電話０３－３５００－２９２２）に一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額は約２億円。

長浜ラーメンの（有）長浜将軍（福岡）／自己破産へ　新型コロナ関連倒産

ラーメン店の（有）長浜将軍（所在地：福岡県福岡市早良区東入部２＊＊＊）と、関連の（有）モンキチフーズ（同住所　同代表）は３月３１日、同日までに事業を停止して、事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入った。担当弁護士には、高橋隆弁護士（福０９２－７１３－８３３６）が任命されている。

温泉旅館の（株）原鶴温泉咸生閣（所在地：福岡県うきは市吉井町千年＊＊＊）は３月３１日、福岡地裁久留米支部において自己破産を申請した。

負債総額は約２億円。

名湯の森ホテルきたふくろうの（株）自然塾（北海道）コロナ影響で自己破産へ

観光ホテル経営の（株）自然塾（所在地：北海道川上郡弟子屈町川湯温泉＊＊＊）は３月９日、事業を停止して事後処理を弁護士に一任、自己破産の準備に入った。

負債総額は約４億円。

高倉商事（株）（新潟）／破産手続き開始決定　コロナ関連倒産

衣料品卸売の高倉商事（株）（所在地：新潟県上越市東本町１＊＊＊）は３月３０日、新潟地方裁判所において破産手続き開始決定を受けた。

負債総額は約６．７億円。

スキー場「瑞穂ハイランド」運営の瑞穂リゾート（株）、（株）瑞穂商事、バークリープロパティ（株）（広島・島根）／自己破産へ　雪不足・コロナ関連倒産

スキー場の運営の瑞穂リゾート（株）（所在地：広島県広島市西区南観音７－１６－１５ー３Ｆ　代表：石井寿夫）と関連でリゾートホテル・旅館の（株）瑞穂商事（登記簿上所在地：島根県邑智郡邑南町市木６２４２－１９　同代表　）とバークリープロパティ（株）（登記簿上所在地：島根県邑智郡邑南町市木６２４２－１９　同代表）は３月３１日、事業を停止して事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入った。担当弁護士には、宇留賀俊介弁護士（０３－６２６１－５９１２）が任命されている。

負債額は合計で約３０億円、内訳は瑞穂リゾートが約２億円、バークリープロパティが約１４億円、瑞穂商事が約１４億円。

米ラグビー協会／破産（民事再生）申請　新コロナ

アメリカのラグビー協会は30日、連邦破産法１１条（日本の民事再生法）の適用を申請すると発表した。

新型コロナの感染拡大で財政難に陥ったため。

正保２年創業の（有）竹浪酒造店（青森）／破産手続き開始決定　コロナ関連倒産

清酒製造の（有）竹浪酒造店（所在地：青森県北津軽郡板柳町板柳土井＊＊＊）は３月１６日、青森地裁五所川原支部おいて破産手続き開始決定を受けた。

負債総額は現在精査中。

宮城初の新型コロナ関連倒産（株）星栄商店／自己破産へ

食料品小売、各種めん類製造業の（株）星栄商店（所在地：宮城県加美郡加美町西町＊＊＊）は３月３１日、事業を停止して事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入った。

負債総額は約１億円。

湯原国際観光ホテル「菊之湯」の（有）トラベルシリウス（岡山）／民事再生申請　新型コロナ関連倒産

旅館・観光ホテル運営の（有）トラベルシリウス（所在地：岡山県真庭市湯原温泉＊＊＊）は４月１日、岡山地裁において民事再生法の適用を申請、監督命令を受けた。申請代理人は小寺立名弁護士（０８６－２３８－２５２５）ほか、監督委員には加瀬野忠吉弁護士（０８６－２１２－２１２０）が選任されている。