アイコン 米CSIS 北朝鮮の非公表ミサイル開発拠点特定 ノドン司令部か

 

 

米国の軍事戦略シンクタンク戦略国際問題研究所(CSIS)は21日、公表されていない北朝鮮のミサイル開発の拠点となっている基地を特定したとする報告書を発表した。ノドン司令部が置かれた基地と見られている。
この施設は、米国と北朝鮮による非核化の協議の対象ではないと見られるが、報告書は非核化を進める上で廃棄が必要だと指摘している。

報告書では、この施設は北朝鮮北西部の平安北道雲田郡新五里に位置し、中距離弾道ミサイル「ノドン」を運用する部隊の司令部が置かれていて、衛星写真からは、地下施設の入り口や司令部とされる建物が確認できる。

また、この施設がミサイル開発の拠点になっているとしたうえで、SLBM=潜水艦発射弾道ミサイルを地上配備型に改良した「北極星2型」の開発でも重要な役割を果たした可能性があるとしている。そのうえで、この施設が米国と北朝鮮の協議で、査察や廃棄の対象ではないと見られると指摘する一方、「北朝鮮の完全な非核化を進めるためには、こうした基地も申告や査察の対象とし、廃棄される必要がある」と主張している。

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Overview of the Sino-ri missile operating base, December 27, 2018 (Copyright 2018 by European Space Agency).

平安北道雲田郡新五里は中国と接する渤海湾に面し、寧辺核施設西方、平安南道との境の小湾に面している。
地図では雲田郡の雲の字の雨冠が省略されている。
先日は、半島部の「東倉里」に新ミサイル基地を建設しているのが衛星写真で見つかっている。
北朝鮮は思想的罪人をいくらでも捕らえられ、核実験施設やミサイル基地の長距離の穴掘りに利用し、全国を穴だらけにしている。元々、朝鮮戦争で米軍の焼夷弾の絨毯爆撃に100万人以上の民間人が死亡し、その対策として1万ヶ所の地下トンネルを掘ったとされている。それに加え、軍事用基地のトンネルも無数に掘られミサイルなど配備されている。・・・穴だらけ。
米軍事衛星が上空から北朝鮮の超微弱のウランの放射線を感知できない限り、核査察・核完全廃棄などできるものではない。
トランプと金正恩のお互いの幸せのために適当なところで手打ちになるのだろう。政治とはそんなもん。
 

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[ 2019年1月23日 ]

 

 

 

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