アイコン 米国防総省 イラク・シリア米軍完全撤退ではISが再び台頭と、IS日々50人増加中

 

 

米国防総省は4日、シリアに駐留する米軍が撤退した後、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」は同国内で支配地を奪還し、勝利を宣言する可能性があるとの報告書を発表した。

国防総省の監察総監がまとめた報告書は、中東などを管轄する米中央軍からの情報として、米軍撤退の影響を予測。
ISISが撤退に便乗し、米兵らを攻撃する可能性も指摘している。

トランプ米大統領が昨年12月にISISへの勝利を宣言し、シリアからの撤退を表明してから、この種の報告書が発表されるのは初めて。

それによるとISISはイラク、シリア両国で活動を続け、特にイラクでは速いペースで戦力を復活させている。
シリアでも対テロ圧力がなくなれば、6~12ヶ月以内に一定の支配地を奪還する恐れがあるという。

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ある米当局者は先週、米軍や情報当局の一部では、米軍撤退後のさらに早い時期にISISが復活するとの見方も出している。

報告書はまた、ISISが引き続きイラク、シリア両国で新たな外国人戦闘員を誘い込んでいるとも指摘した。
米主導の有志連合軍によれば、外国人戦闘員は毎月50人のペースで増えているとみられる。
シリアでISIS復活の恐れがあることはトランプも認めている。
トランプは1日に収録された米CBSテレビの番組で、「必要ならば戻る」、「我々にはとても速い航空機がある。とても良い輸送機もある。ごく短期間で戻ることができる」と強調した。
以上、

過去、ISを勢いづけたのは、オバマ政権の撤退表明におけるイラク政権(シーア派が多数派)に、シーア派のイラン支援容認、そのためスンニ派のイラク軍兵士が離反し、IS(スンニ派の原理主義武装勢力)に合流したことにあった。
そのうえ、米軍が撤退のため、イラク軍を強化する目的で、米軍が使用していた兵器をイラク軍に提供、イラク第2の都市モスルの守備部隊にも多くの兵器が配備された。

しかし、イラク軍離反組が合流したISの武装勢力は、そのモスルを攻撃、政府軍は簡単に逃亡し、戦車や装甲車など膨大な兵器・弾薬がIS側に無傷で渡り、その後、ISは日の出の勢いで勢力を拡大させた経緯がある。

米国がイラクに戦争を仕掛けたもの、米軍はケツも拭かず本国へ帰国、混沌とした状況をシリアへも拡大させた。大量の難民を発生させた張本人は、アメリカ合衆国である。クソ爆弾を撃ち込むなら、ケツぐらい拭けといいたいのだが・・・。アメリカ合衆国は、イラクに低ウラン弾など最新兵器の実験場を作っただけだったようだ。

 

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[ 2019年2月 6日 ]

 

 

 

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