アイコン サムスン電子 販売延期 折り畳みのフォルダブル「ギャラクシーフォールド」

 

 

韓国のサムスン電子は今年2月、広げた状態では7.3インチのタブレット端末のように使えて、画面を本のように折り畳むとスマートフォンとして使えるフォルダブルの「ギャラクシーフォールド」を今月26日にアメリカで発売すると発表した。
価格は最も安い機種で1980ドル(約22万円)。

発売に先立って一部のジャーナリストが使ってみたところ、画面が故障したり、物を挟んだ状態で折りたたむと故障したり、正常に作動しなくなったりしたということで、不具合を指摘する報道が相次いでいる。
これを受けサムスンは22日、「指摘を検証し社内でテストを行うために発売を延期することを決めた」と発表した。
新たな発売時期は数週間以内に明らかにするとしている。
画面が折りたためるスマホをめぐっては、スマホの出荷台数で世界シェア3位の中国のファーウェイも発売を計画していて、先進的なスマホをいち早く売り出すことで起爆剤としたいサムスンは、出だしからつまずいた形となった。
以上、

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フォルダブルを最初に販売開始したのは中国の新興ベンチャー、日本円で16万円台だった。その次にサムスン電子が販売を発表して22万円、華技は29万円と価格は高くなっている。いずれも折り畳める有機ELを使用しているものと見られる。
アップルは時期尚早として高みの見物、こうした問題の発生を予期していたものと見られる。ただ、開発中であることは疑いようもない。

日本のJOLEDは有機ELを独自のRGB印刷技術で製造しており、技術が進化すればフォルダブルなどの最有力候補になると見られる。
日本の有機EL-TVはLGから有機ELの供給を受けている。しかし、RGBに取って代わる可能性が高い。そうなれば、既存の有機EL生産施設では、価格面も印刷方式には対応できず、RGBの新技術に淘汰されることになる。

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[ 2019年4月23日 ]

 

 

 

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