アイコン 現代自・中国4月▲34%減 韓国は何でも日本にセイにしたがるのは習性か

 

 

韓国は、研究者まで何でもかんでも、日本のセイにする体質があるようだ。日本のセイにしておけば、ろくに分析もせず、国民を納得させることもできるのだろうか。

日本が尖閣問題により、中国において日系企業の工場や商業施設が打ち壊されたり、不買運動を受け、日本製や日系製が売れなくなった時に、その代わりは、韓国勢に流れた・韓国勢が伸ばしたと報道することはあっても、奪ったと報道しただろうか。
カントリーリスクは世界中どこにでも生じる可能性があり、日本は戦後、いろいろな局面で経験してきている。米国の保護貿易政策もその一つに過ぎない。現地の政権交代でさえ、インドネシア新幹線や豪の潜水艦にしても日本は受注できなかった。
 
韓国の国立産業研究院(KIET)のイ・ハング上級研究委員は「終末高高度防衛ミサイル(THAAD)問題による報復後に、韓国車の販売が不振だった間、日本車がシェアを奪ったとみられる」と分析したと韓国紙は報じている。
性格が卑屈で客観的なものの見方ができないようだ。
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中国に対して、韓国マスコミから始まるネットでの非礼・無礼・冷遇批判によるパッシング、中国ネット民たちはどう見ているのだろうか。そうした層も車を購入する層だ。
政治的な問題はあろうが、市民レベルでの相互理解により克服することもできよう。しかし、現実は、市民レベルのネットでも諍いが続き、罵り合っていたのではいつまで経っても、市民が購入する自動車も売れるはずもなかろう。韓国系の自動車を購入する動機も消え失せるというものだ。
 
ここ数年で、中国車の性能は格段に上昇している。数年前の韓国車のレベルに達しており、中国市場でもコストパフォーマンスによって販売台数を伸ばしてきた韓国勢のコスパは、今や剥離しかかっている。
より安価な中国勢と差別化ができなくなっているところに、2年間を経過しても回復に時間がかかっている。 
中国車のエンジンは三菱製GDIエンジンを搭載、ターボはIHI製、トランスミッションも独製と日本製を採用し、韓国車のエンジン・トランスミッションと同等以上。それに加え、ドイツや日本の部品会社のアドバイスを受け入れて生産されている。中国勢の車両は、素直に受け入れることによって、日々、性能は向上している。
中国では残念ながら、日独車を見るような目で、韓国車は見られていないようだ。デザインばかりではなく、やはり、性能と安全を両立させることにシフトし続けてきた分の違いだろうか。
また、韓国政府当局のリコール指導を断るなど日本では考えられないことが、現実に起きている。
今年4月の現代の販売台数は前年同月比▲34%減の4万6000台、起亜も▲19%減の2万4000台と大幅に落ち込んだという。
こうした結果は、複合的な原因から生じており、一つずつクリアーするしかない。また解決できない問題はカバーしていくしかないが、それでも売れなければ、為す術はないだろう。
 
Rome was not built in a day.
中国自動車市場で韓・日・米・中推移
 
2016年
2017年
2018年
2019年
 
千台
前比
千台
前比
千台
前比
千台
前比
韓系
1,792
6.7%
1,144
-36.1%
1,180
3.1%
252
2.9%
日系
2,791
12.7%
4,204
10.9%
4,446
5.7%
1,059
5.3%
米系
2,964
14.2%
3,039
2.5%
2,477
-18.4%
497
-24.7%
中国
10,528
20.5%
10,872
3.2%
9,979
-7.9%
2,185
-20.7%
全体
24,376
14.9%
24,718
1.4%
23,709
-4.0%
5,262
-13.7%
      中国汽車工業協会版、工場出荷台数ベース、輸入車は含まれない。対象は乗用車    
      前比は前年比
19年は1~3月累計値

 

中国市場の韓国系乗用車販売推移
 
販売台数
前年比
2012年
134.02
 
2013年
157.75
17.7
2014年
176.61
12.0
2015年
167.88
-4.9
2016年
179.20
6.7
2017年
114.40
-36.1
2018年
118.00
3.1
2019年1~3
25.20
2.9

 

 
[ 2019年5月10日 ]

 

 

 

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